約 1,403,393 件
https://w.atwiki.jp/kaiseibiology/pages/105.html
掲示板3 [[掲示板]]の利用について 新入部員も・OBの方も誰でも自由に使ってください。生物部についての相談、提案、生物とは関係のない雑談、面白いページを見つけて紹介するなどなど。 link_pdfプラグインはご利用いただけなくなりました。動画掲示板 掲示板 掲示板2 #thatsping コメント sanoです。ウツボの場所は中学理科準備室の冷凍庫。汁が滴るかかもしれないので、ウツボの袋ごと新しいビニル袋に入れて運んだ方がいいかも。 失敗しても泣かないから、切るなり、煮るなり(煮崩れ注意)、蒸すなり、使用方法任せます(食は×)。結局本日?何時ごろかしら、午後にのぞくかも (2013-08-27 07 45 29) どもーH20卒OBの石井です このWIKIはほとんど使われていないか?夏合宿、大島にちょこっと顔出したいと思っているのですが、、、 (2013-06-22 02 18 20) http //ameblo.jp/leopapoke/entry-11510810126.html 去年とってきた卵から生まれたアカガエルが庭のビオトープで卵を産んだ (2013-04-13 22 27 18) http //ameblo.jp/leopapoke/entry-11486970096.html 去年取ってきた卵からかえったカエル (2013-03-09 22 42 07) カブト見てたらウデムシの怪人が出てきた (2012-12-20 20 41 43) http //rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0310/images/thumbnail/contents04_04.htmlこれ面白い (2012-11-27 14 32 23) 買った値段あんまり書かないほうがいい。 (2012-11-19 23 40 22) なるほど ありがとうございます (2012-11-17 18 29 41) 写真に文字を入れるならgimpかinkscape (2012-11-14 16 43 21) 生体を新しく買ったら顧問に報告してね。 (2012-11-07 21 41 55) http //www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=1 embedCode=QxYzExOs_8E626GJnIMOstf33x6vjXik class=128 ザトウムシの奇抜な生態 http //www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=1 embedCode=5hODExOjYDMdHyp-Mu54EreazSEUYKC3 theme=4 http //www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=1 embedCode=s0NzExOgcMEt2cDTDH8_poPSjpn6rt58 (2012-10-13 19 58 14) http //www.nationalgeographic.co.jp/animals/special_topic.php?special_topic_id=1 rs=0000 (2012-10-13 19 42 36) http //ww3.tiki.ne.jp/~egim/kaeru.htm (2012-10-13 19 18 35) http //blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/16203765.html (2012-10-09 22 53 38) http //www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012100903 source=rss http //www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012100906 source=rss (2012-10-09 17 17 17) http //sankei.jp.msn.com/science/news/121006/scn12100615460001-n1.htm (2012-10-07 19 17 11) http //www.nationalgeographic.co.jp/animals/photos/photo_animals.php?GALLERY_VignVCMId=snakes gdl=0000#/snake-egg_5906-ga.jpg (2012-09-11 17 16 06) http //www43.atwiki.jp/kaiseibiology/?cmd=search keyword=%E6%8E%A1%E9%9B%86 andor=and (2012-09-04 16 42 29) https //accounts.google.com/ServiceLogin?service=writely passive=1209600 continue=https //docs.google.com/?tab%3Dmo%26authuser%3D0%23https%3A%2F%2F0.docs.google.com%2Fbind%3Fid%3Dignored%26sid%3Db2cfe86e7588e10%26VER%3D8%26lsq%3D-1%26RID%3Drpc%26SID%3D94194A55C41F5B82%26CI%3D1%26AID%3D6%26TYPE%3Dhtml%26zx%3Ddgjaeqeqh0mo%26DOMAIN%3Ddocs.google.com%26t%3D2 followup=https //docs.google.com/?tab%3Dmo%26authuser%3D0 ltmpl=homepage (2012-08-30 10 13 15) 船までの道のりと件http //www.youtube.com/watch?feature=player_embedded v=Q82TVsU2CrU gl=JP (2012-08-11 16 40 10) http //www.ifarc.metro.tokyo.jp/21,10482,141.html (2012-08-04 23 08 27) http //weather.yahoo.co.jp/weather/jp/13/4430.html (2012-08-03 11 11 45) http //www.toho-u.ac.jp/press/press20091110_2.html http //ameblo.jp/shokuho/entry-10982386432.html (2012-07-24 23 12 16) http //hepoko.com/saisyuuki2/2007/saisyuu2007-05-12.html http //www2.airnet.ne.jp/alf/Photo2/hachijyou050625/index.html http //www.hachijo-vc.com/kokkome/m_PDF/0306.pdf http //www.asahi-net.or.jp/~mr8k-sgn/kuwabaka2003b/BA/BA_hachijyo.htm 八丈島クワガタ (2012-07-24 17 39 39) 水曜木曜は実験室を開けられないみたいなので活動は中止です。 (2012-07-17 21 05 58) http //seibutsu.net/archives/1462 (2012-07-17 17 58 34) ML入ってない人(特にパカ)へ 火曜水曜木曜に実験室開けますのでぜひ来てください。 (2012-07-13 23 44 16) とりあえず、絶対に必要だと思ってる項目は、 地図(グーグルマップは×)、八丈島の生物、前回の合宿の記録 ぐらいだと思っています。 (2012-07-12 18 51 07) 合宿に向けて作ろうと思っている、資料集についてです。 なぜ作ろうと思ったかというと、去年の三宅島合宿の時に、三宅島の固有種についての知識が乏しかったため、どのような生物に価値があって、どのような生物に価値がないのかが分からなかったからというのと、 折角固有種の多い島に来ているのに、その固有種について知らないまま、見逃すというのはもったいないことだと思うからです。 今のところ考えているのは、写真のページと文のページを分けて、写真のページは家のプリンターで印刷して、文章の部分を輪転機にかけて印刷しようと思っています。 八丈島に関することならば、別に生物以外の内容(地理的なことなど)でもいいと思うので、書いてもらえると嬉しいです。ご協力お願いします。 (2012-07-12 18 48 41) http //thinker-japan.com/aspaltame.html#20 (2012-07-11 23 47 33) http //www.google.co.jp/search?hl=ja site= source=hp q=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB+%E5%85%B1%E6%9C%89+google oq=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%80%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%80%80goog gs_l=hp.1.0.0j0i30l7j0i5i30l2.1902.18407.0.21715.32.27.5.0.0.1.181.3205.4j23.27.0...0.0.sM6Do-WDOwA (2012-07-09 20 46 21) スカイドライブの評判がよろしくないので、Googleをつくろうと思うのですがどうですか? (2012-07-06 21 21 51) あれは仮バージョンです それぞれ班から写真募集中です (2012-06-24 23 05 52) すいません、PVの話です。 (2012-06-24 21 42 45) できるだけ、部活動で撮った写真のほうがいいのでは? (2012-06-24 21 42 09) http //www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120622003 expand#title (2012-06-23 13 45 59) how about id? (2012-06-19 15 49 16) skydrive便利だと思うんで使ってやってください。 https //login.live.com/login.srf?wa=wsignin1.0 rpsnv=11 ct=1340023560 rver=6.1.6206.0 wp=MBI_SSL_SHARED wreply=https %2F%2Fskydrive.live.com%2F lc=1041 id=250206 mkt=ja-JP cbcxt=sky パスワードは「生物部」を (2012-06-18 21 46 54) 明日ジャイミル200匹持っていきます (2012-06-17 21 58 17) http //www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012061408 expand#title http //www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020120614002 source=rss (2012-06-14 22 10 11) コシマゲンゴロウやコミズムシ、ヒメゲンゴロウやマメゲンゴロウ タイコウチ マツモムシ 最終地http //blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/15376385.html (2012-06-11 22 55 39) 思いついたので適当にメモしておきます。 オオセンチコガネとミヤマクワガタは産地による差が大きい→オオセンチコガネとミヤマクワガタは関東以外で採集した個体を持っている →関東で採集したものと並べた標本を文化祭で展示→同じ虫なのに全然違うって客がなる。 (2012-06-10 14 03 14) ミヤマありがとうございます。 (2012-06-10 13 55 52) 中三修学旅行採集成果発表 一日目 ヒメシジミガムシ、シデムシの一種×2、ニホンカナヘビ、アカアシオオクシコメツキ 二日目 ジカバチの一種、オバボタル、オオゾウムシ、ベッコウガガンボ、オオセンチコガネ、コカブトムシ、ハムシの一種、ゴミムシの一種、ハムシの一種、ジョウカイボン、クロオオアリの女王 コガムシ ヌマガエル、トノサマガエル 三日目 なし (2012-06-10 13 55 38) ミヤマは写真見てもらえれば分かると思うけどエゾ型 あと今から離脱するんで (2012-06-10 13 52 06) オタマジャクシのことは明日アルパカと話すことにする ミヤマはいるよ (2012-06-10 13 49 06) オタマジャクシを学校で飼うのはいろいろとまずそうなので、できればカエルになったのから持ってきてもらえませんか? それとミヤマは持って帰ってきましたか? (2012-06-10 13 46 10) ウーパルーパーの管理者アルパカだっけ?水槽空けてくれればオタマジャクシもっていけるんだけど (2012-06-10 13 40 10) 野生のヒグマとかミヤマ居たよhttp //ameblo.jp/leopapoke/entry-11273761682.html (2012-06-10 12 43 06) 旅行前にカエルになっているのは逃したんだけどおたまじゃくしは30以上いるからウーパールー パーの水槽を蛙になるまでおたまじゃくし用にしたいんだけど大丈夫?それなら明日持って行くよ (2012-06-10 12 39 59) 【急募】クロオオアリの羽のついた女王アリを修学旅行で捕獲したので、 クロオオアリのオスアリ(羽アリ)を見つけたら捕まえておいて下さい。 (2012-06-10 09 59 29) http //home.catv.ne.jp/dd/jai/insect/gengoro.html ゲンゴロウは嗅覚で餌を探すということに関して研究できそうです。 (2012-06-09 23 38 20) 高2Iさんへ アカガエルを飼える設備が整ったので、大きめのカエルを厳選して持ってきて下さい。 (2012-06-08 22 29 08) あとタッパーに水を張ったものなど小さい容器も1つと数えられるのかどうかも気になります。 (2012-06-04 21 28 47) つかえる水槽について 一本目:イモリ水槽 二本目:ウーパールーパー 三本目:カメ水槽 四本目:淡水魚水槽 五本目:肉食魚水槽 このように最低五本はほしいので交渉したいのですが。 そのため、なぜ4本なのか理由を聞いて貰いたいです。 (2012-06-03 22 24 09) 予定では (2012-06-03 15 06 48) 先ほどのに追加です 合宿は小笠原ですか? 新入部員より (2012-06-03 12 32 06) 使用可能な水槽は4つとの事ですが、大きさに関する制限は無いのですか? 無ければ大型の水槽をつかったほうがよろしいかと (予算の範囲内ですが・・・) (2012-06-03 12 13 49) http //www.dino.or.jp/s_muse/m_material02.html 文化祭の展示方法について参考になると思う。 みんなで考えていきましょう。 (2012-06-02 19 14 07) http //www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/01/news061.html (2012-06-01 23 34 54) あたらしいのできてる! (2012-05-31 23 49 51)
https://w.atwiki.jp/2nip/pages/51.html
忍たま乱太郎の世界に2chがあったら3-1 10 名前:マロン名無しさん:2008/06/22(日) 20 20 03 ID ??? 食堂の料理┳━残さず全部食べる派━━━━┳━皿まで食べる派 ┃. ┃ ┗━残す派┳━練り物を残す派. ┗━皿は残す派 . ┃ . ┣━ワカメを残す派 . ┃ . ┣━ネギ科を残す派━━━━┳━ねぎを残す派 . ┃. ┃ . ┣━納豆を残す派 ┗━らっきょを残す派 . ┃ . ┣━生卵を残す派 . ┃ . ┗━全部残す派 13 名前:マロン名無しさん:2008/06/22(日) 20 58 22 ID ??? コピペネタ 【突然の】借り物競争のあと借り物どうした?【思いつき】 128 :愛の名無し忍者:15XX/06/18(水) 21 38 06.27 ID EiGht/88 カエルのケツにストロー挿して……あとは分かるよな? 129 :愛の名無し忍者:15XX/06/18(月) 21 39 10.51 ID 82/RaiZo0 吸ったのか 130 :愛の名無し忍者:15XX/06/18(月) 08 41 12.43 ID EiGht/88 逆 133 :愛の名無し忍者:15XX/06/18(月) 08 43 36.16 ID 82/RaiZo0 吸われたのか…… 15 名前:マロン名無しさん2008/06/22(日) 21 05 09 ID x+8XZnCt : 滝夜叉丸「わたしの話が聞きたいだろう?」お前ら「」←1番傷つけた奴優勝(253) 「こいつ…できる…!」と思わせる手裏剣の投げ方(53) 用具室の扉に託児所って書いたやつちょっとこい(6) 23 名前:(1/3):2008/06/23(月) 00 07 29 ID ??? 職場体験レポート 215 名無し 15**/10/14(火) 21 39 58 ID iSaaaC6h 私は医療忍者の施設で体験させてもらった 設備の良さにも驚いたけど腕のいい人ばっかりで不運な人が 一人もいないことに驚いた 頑張れば不運って治るのかな? 216 名無し 15**/10/14(火) 21 45 27 ID m0nG/coa 215 まず大抵の医療忍者は最初から不運じゃない 俺はマイタケ城に行った 戦も敵襲もなかったからひたすら訓練してた 217 名無し 15**/10/14(火) 21 48 43 ID 4Nen+id0L 私は佐武村の鉄砲隊にお世話になりました。 やはりプロの方はレベルが違うなあと身に染みて感じました。 照星さんのサインももらえて本当に良かったです。 218 名無し 15**/10/14(火) 22 05 35 ID h0rAk1000 217 お前サイン欲しかっただけじゃないのか 私はプロのフリー忍者の下で様々な技術を教えて頂いた。 219 名無し 15**/10/14(火) 22 30 51 ID G0GOdoNx2 私はナラタケ城に行った 塹壕の腕を買われて就職してみないかと言われたけど飯があんまりうまくなかったので 丁重にお断りしておいた 220 名無し 15**/10/14(火) 22 48 46 ID AYabeKi8 オーマガトキ城で穴掘りに勤しんでた 221 名無し 15**/10/14(火) 22 51 07 ID ch0Z1ToSh0 城で……… 重要書類の管理……… 222 名無し 15**/10/14(火) 23 03 19 ID bamBo08 虫獣遁のプロの助手させてもらってた 管理の仕方とか色々教えてもらえたからまた委員会の後輩たちにも 話してやるつもり。 223 名無し 15**/10/14(火) 23 22 56 ID HeNS0/SubR 変装の講師した 伝子さんは子供に人気だと分かったwww 224 名無し 15**/10/14(火) 23 27 14 ID ThuNDerZO 僕も忍者塾で兵法の講師したよ。 生徒に教えていく上で学ぶことが多かったので良かった 225 名無し 15**/10/14(火) 23 37 36 ID Sai10taKa 俺は実家で髪結い修行してたよ(^ω^) 226 名無し 15**/10/14(火) 23 39 11 ID tof/kuku 俺は豆腐屋。 豆腐の作り方が分かったし職人お勧めの調理法教えてもらって(´∀`*) 227 名無し 15**/10/14(火) 23 42 01 ID KM+tmsbr 俺は託児所で小さい子の相手してた 紙鉄砲作ったり竹トンボ作ったり、小さな家みたいなもん作ってやったよ 喜んで遊ぶ子供たちが可愛かった 228 名無し 15**10/14/(火) 23 57 46 ID ymd/DENz0 お前らどこに職場体験行ってんだ 229 名無し 15**/10/15(水) 00 03 19 ID tk8SHa0 募集先の定員がことごとく満員で職場体験期間中実家でトノサマバッタの世話してた 27 名前:4-1:2008/06/23(月) 00 28 30 ID ??? 用具室の扉に託児所って書いたやつちょっとこい 1 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 20 30 06 ID TopaHilu 扉の前に一年ボーズとおたまじゃくしとなんかの幼虫置いてったやつも出てこい! 一年生四人いるけど、みんな泣いてるぞ! 4 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 20 32 14 ID TopaHilu 2 先輩に置いてかれたとかいってる。 そのうち迎えに来るって、どう聞いても口からでまかせだよな。 とりあえず委員会室に常備の南蛮菓子やったら、今はみんな大人しく食べてる。 幼虫も食堂からもらった野菜の切れ端やったら静かになった。 おたまってなに食べるんだ?世話とかどうすりゃいいの? 勘弁しろよ、自分とこだけで手一杯だよ。 12 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 21 10 55 ID TopaHilu 7 すまん、豆腐は食べなかった。水濁ったからとりあえず換えた。 8 ありがとう。助言に従い麩菓子をやったらバクバク食べてる。なんかかわいくなってきた。 でもうちの一年も横から手ェ出してバクバク食べてる。俺のやるからおたまの餌までとるな。 細かい世話の仕方は、置いてかれた一年たちがよく知ってた。 気がまぎれるみたいなんで任せてる。 話してみたけどいい子ばっかりなんだよ。ひでえことしやがる。 25 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 21 30 22 ID 1kedooon どんな理由があっても、一年生置いてくなんてひどいな! 私はどんなに大変でも連れて行くぞ、いつでもどこでもぜったいに! 27 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 21 33 08 ID TopaHilu 25 だよな。それが最上級生の責任だろう。 質問うるさかったり重かったりぬるぬるしたり穴に落ちたりするけど、 それでもやっぱ、自分の後輩はかわいいよ。 ところで詳しい人に質問。ナメクジとなんかの幼虫っていっしょの箱に入れておいて大丈夫? 108 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 22 49 44 ID TopaHilu 目を放した隙にスレが伸びててびびった。 お前らあたたかい言葉ありがとう。 うちの三年が保健室から布団借りてきてくれたんで、今はうちの一年といっしょに 委員会室で寝てる。 井桁模様が総勢七名。足の踏み場もない。一年生の担任って本当に大変だと思った。 とりあえず今晩はここに泊めて、あとは明日考える。 俺の寝場所?ないです。代わりにナメクジと幼虫が布団かぶってます。 明日までに直さなきゃいけない用具があるから、どうせ徹夜だし。 114 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 22 55 29 ID gginMonG 無理しないで先生に言ったほうがいいんじゃないのか。 七人って、ほとんど一クラス分じゃないか。 お前が体壊したら、お前んとこの後輩はどうするんだ。 120 :名無しの心忍知らず:15XX/06/22(日) 23 08 12 ID TopaHilu 114 心配かたじけない。体力には自信あるから大丈夫だ。 最初は職員室に連れて行こうと思ったんだけど、すごい泣かれたんだよ。 ここにいろっていわれたから、動いたら迎えにきてもらえないって。 それ聞いたらかわいそうになっちゃって。 うちの三年には呆れられたが。 でもこいつもなんだかんだ面倒見てくれるんで。苦労かけてすまん。 ていうか、いっそ全員自分とこに引き取ろうかとか考えてる俺がいる。 いや、大変なのはわかってんだけどね。 202 :名無しの心忍知らず:15XX/06/23(月) 00 27 09 ID TopaHilu 三年がついに寝潰れたので、寝てる一年の間に押し込んできた。 青い井桁模様の中に単色緑が一人。いやー、さわやかな色合いだ。 うん、お前らのいうことはわかる。無茶な考えなのもわかってる。 でも頼られると、俺がやらなきゃ誰がやるって思っちゃうんだよ。 損な性格なのはわかってるけど、性分だからしかたない。 それに知らないところに置いてかれたのに、さらに他にやったらもっと不安になるじゃん。 他の委員会に振り分けるのも、それってばらばらにってことだろ?あんまりじゃないか。 はじめは腹立ってたが、今じゃ託児所の張り紙したやつに感謝してるよ。 だってあれがなきゃ、こいつらどこに置いてかれたかわかんなかったから。 394 :名無しの心忍知らず:15XX/06/23(月) 02 04 08 ID TopaHilu 委員会室の前に、茶菓子セットと絵草子とフィギアっぽいおもちゃが置かれてたんだが。 これはあれですか、差し入れですか? だれかわからんがありがとう。 528 :名無しの心忍知らず:15XX/06/23(月) 04 19 51 ID TopaHilu 三年が起きてきたんで、二人で茶菓子食いながらこれからのこと話し合った。 全員引き取ろうと思ってることも話した。 正直反対だけど、俺が決めたことなら従いますって。 しょうがないなーとかいいながら、工具作成はこいつとか荷物運びはこいつとこいつとか、 さくさく委員会内の役割分担考えてくれてる。 リアルで頭下げた。 531 :名無しの心忍知らず:15XX/06/23(月) 04 25 10 ID TopaHilu 529 うん、俺は後輩に恵まれてる。 530 ちがうよ、俺じゃない。俺のまわりのやつがえらいんだ。 俺はまだ仕事も終わらせられない。七人連れて便所に行くのはすごい大変だ。 もう一度寝かすのも大騒ぎ。さっきは入ったのになんで今度ははみ出るんだろ? とりあえずまず、委員会室の増築しなきゃならんな。 693 :名無しの心忍知らず:15XX/06/23(月) 06 06 27 ID TopaHilu 事態が急展開したので報告。 結論から言うと、迎えが来ました。 やつらの先輩は、毒蜂の巣の回収を命じられてたそうだ。 危険すぎるから、さすがに一年生は連れて行けなかったんだと。 一応説明はしたそうだが、わかってんだかわかってないんだかって感じだったんで、 どこかに預けたかったらしい。 適当においていって万一こっそりついてこられたら、守りきれないからって。 どうするか迷ってるときに張り紙見て、思わず置いていったらしい。 まあ実際、あいつらなんで置いていかれたかもわかってなかったから、 その判断は正しかったといえる。 俺に説明していけよと思わんでもなかったが、緊急だったみたいだし、 五年生と三年生だったし、二人そろって蜂に刺されてぼこぼこの顔で土下座されたら、 怒る気も失せたよ。 一年ボーズたち、大喜びしてたしさ。やっぱ自分の先輩がいいんだな。 差し入れでもらった菓子とかおもちゃ持たせてやった。虫かごとおたまじゃくしの鉢も抱えて、 みんなで手、つないで帰っていきました。 まああれですよ、冷静になって考えると、やっぱ一年生七人は無理があるだろ。 そもそも委員会室に入りきらん。菓子代もバカにならないし。うるさいしさ。 本当、迎えがきてよかったよ。どうなるかと思ったって三年と二人で笑っちまった。 あー、徹夜したせいか目が痛くて涙が止まらん。朝日が眩しい。雨だけど。 とかいってたらうちの一年が起きてきた。 いや懐紙はいらん。むしろ自分の洟を拭け。 だから俺は泣いてねえって、お前らこそ横でトリプルで泣くな。近所迷惑だろ。 おいおい三年も混じったよ、カルテットは勘弁しろ。 ちくしょう、俺まで鼻水とまらねえ。 いろんな助言や経験談ありがとう。 外の張り紙はがして、このスレ終わりにしたいと思います。 41 名前:1/3:2008/06/23(月) 01 02 46 ID ??? 落し物でーす 1 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 12 40 ID Gm1Nkm2d 廊下でこんなノート拾ったんだけど誰のですかー? 数字いっぱい書いてあるし帳簿かな? あとこれ多分名前だと思うんだけど… ↓(画像) 1Йёωレ£<〃ゐ ヵゝ`⊂ぅT=〃ωξ〃ぅ 2 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 12 51 ID b@MB0o/8 なんじゃこりゃー 暗号か? 3 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 04 ID 10nAIsaH 1……い…いや、ぬかな? 駄目だ全然わかんない 4 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 27 ID s1NbfKTm もしかして南蛮の言葉じゃない? 5 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 41 ID SKn/tnDr むしろこれは本当に字なのか? 6 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 45 ID Doi1/2sK 「1ねんはぐみ かとうだんぞう」 届けようか? 7 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 46 ID c0@MOn26 「1ねんはぐみ かとうだんぞう」だろ 8 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 13 58 ID y0uGkmTM ちょ、すげえwwwww しかも結婚www 9 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 14 05 ID 1zn3Po9G なんで読めるのwww 10 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 14 20 ID c0@MOn26 あんのバカタレ大事な帳簿落としやがって… 今日はランニング決定だな 9 委員会でいい加減見慣れた 多分会計なら全員読めるはずだぞ 11 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 14 41 ID Doi1/2sK 私も何十年もあの子の担任やってればね… 10 程々にしてやってくれ 12 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 15 25 ID b@MB0o/8 ていうか俺答えわかった今でも読めないんですけどwww 13 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 15 59 ID Tcbn1000 加藤の字が汚いとは聞いていたがこれほどとは… 14 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 16 41 ID YRk/sChK 10 安藤先生は読めないですよ 15 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 17 46 ID Heyd@Y0u 土井先生と会計委員の間にのみ通じる暗号かw 16 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 17 53 ID 8hEns0U8 もはやこれは芸術の域に達している 17 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 18 34 ID kMy1/877 すごいねー、なんか忍者文字みたい 18 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 20 47 ID Gm1Nkm2d あ、これ忍者文字だったんだ 道理でぼくには読めないわけだ 19 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 21 54 ID FreERkch 違ぇよwww 20 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 23 30 ID c0@MOn26 15,17-18 なかなかいいアイディアだな 21 名前: 名無し忍者さん [sage] 投稿日: 15xx/06/22(日) 13 24 05 ID FreERkch エエェェ(゜Д゜;)ェェエエ 一年は組の加藤が新しい忍者文字を開発したらしい(495) ■■■暗号解読スレ其の四拾参■■■(209) 「さすが若旦那!」で1000まで目指すスレ(28) 安藤先生をハブにするな!!1!(3) 【格安】加藤団蔵にサインもらうなら今のうち!【割引】(47) 47 名前:マロン名無しさん:2008/06/23(月) 01 10 53 ID ??? カラオケで外せない曲 35 名無しの星 15XX/06/23(月) 09 22 43 ID TAmr/m1ki さぶちゃんの曲全部だろJK 36 名無しの星 15XX/06/23(月) 09 37 58 ID ayaKI8row 六甲おろし 37 名無しの星 15XX/06/23(月) 09 41 23 ID hairtie 最新ヒットソングは外せないよね(^ω^) 38 名無しの星 15XX/06/23(月) 09 43 39 ID TakKYtir オリジナルソング全般 DAMにはないのでカセットテープに録音して持って行って歌ってる 39 名無しの星 15XX/06/23(月) 09 58 41 ID saltEM0n とりあえずお前ら時代を弁えろ 64 名前:委員長RAP in :2008/06/23(月) 17 20 12 ID ??? 予算会議 コピペネタ。ちょっと43巻ネタあり。 こないだこんな夢を見たときは、委員会の仕事のしすぎだと思った。 いきなり委員長に 「○○、今日は予算会議で、お前にも出てもらうから」 といきなり言われ、とまどうまま委員会室に入ると、 そこには既に我が学園の全委員会大集合。 普段はありもしない壇上に上げられ、前年度の事を喋れと言われるが そもそも一年生なので何もわからない。 「えっと、えっと……」と壇上でモジモジしてる俺を見るに見かねた四年生が 俺を無理矢理に舞台袖に戻し、時間を稼ぐからその間に考えろといわれる。 そう言い放つや否や、四年生は元気よく舞台上に飛び出し、 「ハイハイハイハイ、ここでお集まりの委員会の皆さんには 会計委員長による今年度の抱負をラップで聞いてもらいま~す!」 と言い、ミュージックスタート。 すると生徒たちから割れんばかりの歓声と拍手が飛び出し、 B-BOY風ファッションの委員長登場。 「ここでTOUJO! 俺がIINTYO! 狙うはYOSANSYO! ばっさりSAKUJYO! 体育GEKIDO! 用具はAHOOOO! 図書の委員長育てるASAGAO! (ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!) 作法最悪! 保健は災厄! 毒虫飼育! 地味だぜ火薬! 荒ぶる時代を生き抜き! 学級委員はお菓子で息抜き! 今日もお握り鉄粉でニぎニぎ! そしておばちゃん激怒でメシ抜き! SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」 そんなところで目が覚めた。俺、頑張りすぎだろ。 79 名前:コピペネタ+α:2008/06/23(月) 21 31 39 ID ??? 546 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 21 18 01 ID UmaumaDan 体み時間ヒマだったので、委昌長のパソコンに 「よさん」→「子算」 「ほけんいいんかい」→「保腱委員会」 「そろばん」→「筧盤」 「しんがっき」→「親学期」 「がっきまつ」→「学期未」 「いいんちょう」→「季員長」 「かっせん」→「会議」 などを辞書登禄しておいた。 辛いまだバレていないようだ 547 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 21 21 41 ID UmaumaDan >辛いまだバレていないようだ 委昌長の方が上手でした 548 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 21 34 07 ID BombMiki4 546 待て。 それは本当に委員長の仕業なのか? 549 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 21 40 52 ID GiginMonG 肉筆だけでは足りんのか……。 82 名前:マロン名無しさん:2008/06/23(月) 23 06 41 ID ??? ○○って難しい この前忍術学園を卒業したんですよ、初めて・・・つっても当たり前なんだけど。 で、生まれて初めて卒業生として式に出たわけですわ。正直最初は卒業式って簡単だと 思ってたのよ。先輩たちは6年たったら普通に卒業してるからさ。 あのね、俺が間違ってた。あれは学生がするもんじゃない。不登校児だね、学生生活を全く楽しまなかった奴だけが耐えれるものだよ。 学生代表として答辞を読む時さ、めちゃめちゃ緊張して答辞書いた紙そろ~って広げてぼそぼそ読み始めたのよ 10秒くらいかけてさ。で、なんかいたたまれなくなって下向いちゃったのさ。 そしたら山田先生がさ「これから忍として世に出て行くやつがなんだ!」とか言うの。 同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。 だから答辞を読んだのさ。えぇ、そりゃもう読みましたとも。全てを忘れて読んだよ。クラスで死に掛けながらこなした忍務とか、助けにきた先生の姿を見てほっとして泣いたこととか、実技の後の皆で食う学食のうまさとか色々忘れてね。 だって山田先生がしっかり読めって言ったからね。 そしてらエライ事になった。 もうすごい号泣。すごい寂しさ。安藤先生の髪の毛の量くらい。今なら先生のギャグに笑ってやれる。 それで横見たら同室(6年間一緒だった)の奴がすごい勢いで泣きながら俺の事見てんの。ホントごめんなさい。 正直「忍者たるもの友情に振り回されるべからず!」なんて見栄張らないで素直にもっといろんな話をしときゃよかったと思ったよ。心の底から卒業までをなんとなく鍛錬に費やした日々を後悔したね。 でも式が終わって部屋に戻って同室のやつに「伊作の奴まだ就職決まってないらしいぜ!これだからへタレで不運は。」とか言っちゃてんの。 ホント俺ってダメ忍者。 先生方、事務のみなさん、後輩、そして友人たち今までありがとう。 明日命があるかわからない世の中だけど、学園で過ごした6年を糧に戦乱の世を精一杯生きていくつもりだ。 いつかまた皆で酒でも酌み交わせたらいいな。 91 名前:マロン名無しさん:2008/06/24(火) 02 02 14 ID ??? 【チョウツーの】劇場版ポケットモンジロー【逆襲】 356 路上の隙間に咲く名無し 15XX/07/31(金) 13 45 51 ID 4bUk1/doku あの映画の最後泣けたよな 361 路上の隙間に咲く名無し 15XX/07/31(金) 14 07 32 ID WAkadaNz0 356 泣けた泣けた! トマチュウが石になったケマシに電撃何度も食らわして起こそうとすんだよな 362 路上の隙間に咲く名無し 15XX/07/31(金) 14 10 01 ID HuNi1Nch0 そうそう。 それでトマチュウが泣くんだよね。 涙腺崩壊だよ、トマチュウ……… 370 路上の隙間に咲く名無し 15XX/07/31(金) 14 56 04 ID 8maDa/S0n フシキダネとかゼニマルとか他の奴らまで泣き出した所で 子供向けなのにマジ泣きしてしまった 953 路上の隙間に咲く名無し 15XX/08/02(金) 15 52 49 ID M0nji+GiN お前ら本気で感動したって言ってんのか? 何らかの形でケマシが復活するのはケマシが石になった時点で予測つくし 子供騙しのお涙頂戴ものとしか思えん。 作品に感動してとかじゃなく余りのくだらなさに泣いた。 正直最後らへんくだらなさに泣きすぎてあんまちゃんと見てねぇし。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1198.html
俺が心のどこかで憧れていた非日常。 年末の一件で俺はそれをついに受け入れてしまい、 雪山でその覚悟を試され、年明けにこの世界を確かなものにして、 ようやくもって新学期を向かえようとしていた。 市内初詣ツアーはハルヒ号令のもと開催され、 映画撮影の時に大いに迷惑をかけた神社をはじめとして、 おそらく今年のギネス記録に手が届くだろう程にお参りしまくって終了した。 その間のSOS団3人娘の振り袖姿は、俺の脳内写真館に1スペースを作って 後世まで保管しておくだけの価値があったのだが…。 そんな一連の忙殺的スケジュール敢行によって、もはや俺はくたくたであった。 旅行の荷物もようやく片付け終わったところであり、 残り少ない冬休みは家でのんびりしたいものだと思っていると、 「キョンくん電話ー」妹である。そろそろノックを覚えてくれ。 雪山から帰ってきてこっち、この小学5年生11才は疲れたそぶりなど微塵も見せず、 若いっていいなぁなどと意味不明なことを考えたところで受話器を受け取った。 電話と聴いて最初に想起されるのは先日の元同級生からのものであり、 中河に続いて長門の顔が浮かんだところに声が重なった。 「もしもし」 外で通話していたら騒音にかき消されてしまいそうなほど小さな声だ。 「長門か、どうしたんだ」 俺は落ち着かなかった。 こいつは地球上で最も意味のない電話をしそうにない人物であり、 それゆえ何か事件がまた起きるのかという警戒をせずにはいられないからである。 「あなたに頼みがあって電話した」 五線譜に記したらおたまじゃくしが横一線に並びそうな調子で平坦な声は言った。 「頼みねぇ」 「そう」 長門が人に頼るような用件が果たしてこの世にあるのだろうかと俺は一瞬考え、 思い当たらぬままに次の言葉を待った。 「今日の午後、あいてる?」 珍しく疑問形である。今まで数え切れないほどこいつに質問したが、 その逆は両手の指で数え切れるほどしかなかったのではないだろうか。 「あ、あぁ、午後ね、えーっと」 用事などあろうはずもないが、俺は考えるような口ぶりになってしまい、慌ててこう言った。 「大丈夫だ。何かあるのか」 何か、という言葉はただでさえ色々な意味を内包するが、 この場合のこの言葉はさらにスケールの大きいものだぜ。 何せ相手は宇宙人だ。 こっちにもインスタントブラックホールくらいの吸収力が必要だってことを 俺は数々の実体験から学んでいる。 「午後一時、いつもの集合場所にきて」 一瞬、間があって 「用は、その時に」 ハルヒ以外に呼ばれてここに来たのは、終わらない夏休みの夜。 あの一回きりであり、その時はハルヒ以外の団員全員が集合していたが、 今回はどうも俺と長門だけのようだった。 俺が呼んで来てもらったことなら1度ならずあったけどな。 それは大抵何か起こったことを解決する過程のことで、始まりではない。 だからなおさら謎なのである。 「待ったか」 「へいき」 約束の15分前だったが長門はもうそこにいた。 珍しく私服姿だったことを申し添えておく。 「ついて来て」 長門はくるりと反対を向き、駅のデパートの方へ歩き出した。 俺は予測を立てる。が、相手が長門である以上、 書店以外どこに行き先があるのだろう。 ―その答えを俺は今まさに突きつけられたわけで、 これは一体どうしたことだろうと長門の小さな後頭部を見つめたが、 相手が人間だろうがヒューマノイドインターフェースだろうが、 俺に超能力はないのだから、その考えを読めるはずもない。 長門が俺を伴った先は、女性用ファッションフロアであった。 常人の予測範囲内で起こる出来事を軽々突破するのが長門であるが、 今回は方向が違うんじゃないのか? 「…どう」 そんなわけで俺は長門有希ファッションショーinウィンターなるものの観客になっている。 しかも挑戦するジャンルが幅広い。 清楚なお嬢様ルックに始まり、ボーイッシュなパンツスタイル、 冬だと言うのにやや露出の多い衣装、 反対に学生には到底手が届きそうにない値段のコートをまとったりして、 そしてそのどれもに何というか趣があって…混乱してきた。 「いいんじゃないか」 と俺が言った洋服群全てをさっきのコートも含めて購入。 そのうちの一着、朝比奈さんとはまた毛色の違うお嬢様風の服に 長門は着替えて、買い物はようやく終了した。 「楽しかったか」 長門は黙って首を縦に振った。どこかぎこちない気がしたのは俺の錯覚かね。 「持ってやるよ」 3つある大きな袋のうち2つを俺は持ち、 次に長門に連れられたのはこいつのホームとも言うべき本屋だった。 やっぱりここには寄るんだなと、なぜか俺は安堵した。 最近のこいつはシンプルなファンタジーに凝っているらしく、 コーナーに立ちつくしてめぼしい本を探していた。 俺は適当に雑誌を読もうとしたが、あんまり集中できなかったのはなぜであろう。 ハルヒ消失の一件以降、長門が変わろうとしているのは 何ともなしに感じていたことだが、まさかこれほどとはな…。 やれやれ。他に言葉が見つからないので言っておくぜ。 わざわざデパートを出て、すっかりSOS団御用達の判を押された いつもの喫茶店で俺と長門はお茶の時間にした。 今さらになって俺は思い当たり、長門に訊いてみた。 「ひょっとして、用ってこれだったのか?」 こく。肯定の仕草。長門は表情こそフラットなままだったが、 内面はこいつなりの喜びで満たされているのかもしれない。 そう思うと俺は和やかな気持ちになった。そして思い出した。 つかの間の改変世界で薄く微笑んだ、あの長門の表情を。 触れる前に溶けて無くなってしまいそうな、雪の結晶のような笑み。 この長門に表情があれば、同じように今笑っているんじゃないだろうか。 こいつはこういう普通の高校生らしい休日とは無縁だったからな。 特に、誰かと2人っきりで過ごす一日…なんてものとはさ。 一瞬、俺は何か変なほうに気持ちが動きそうだったが、いかんと思って頬を叩く。 長門はこくこくと2杯目のホットオーレを飲んでいて、しばらく俺はそれを眺めていた。 「今日は楽しかったか」 「楽しかった」 夕方のことである。こんなにはっきりと返事を聞けたのも意外だった。 確実にこいつは変わっていっている。いい方向に。 別れ際。 夕日の方へ向けて歩く長門の後ろ姿を見ていると、急にアメフト観戦の日のことを思い出し 「長門」 俺は小さな影を呼び止めた。動きが止まる。 こちらを振り向いてはいないが、気に留めずこう言った。 「いつでも呼んでくれよ、俺でよければな」 ここで長門は振り返った。 逆光でうまく表情を読み取れない。 … 影の揺れ方で俺は長門が肯いたことを確認する。 それだけじゃなく、今、何か感じることがある―。 数秒の間、長門は動かなかった。 そこに俺が見たものは、幻だっただろうか? ―長門が帰った後で、俺は考えていた。 誰にも分からない答えを、いつまでも考えていた。
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/678.html
バベル外伝? 3話 ~~放課後 前アーチャー「キュートでプリティーな女子の皆さん。赤ちゃんが何処から来るのか、じっくり話そうぜ」 凛・綾子「しねーよ」 前アーチャー「ううう、俺様のガラスのようなマイハートはブロークンハート。都会の風はやけに目に染みるぜ」 凛「そういえば、アーチャーは最近どこで寝てるの? 近頃うちに来ないけど」 綾子「うちにも来ないな」 前アーチャー「ふっ、そりゃ、俺様を待ってる子猫ちゃんはおめー達だけじゃねーんだぜ。モテる男は辛いぜ」 イリヤ「アーチャーなら、最近はうちに泊まってるよ」 前アーチャー「イリヤー、それ俺の個人情報!」 綾子「よくまあ、こんなへんてこ生物が住むの許してるわね」 イリヤ「ライダーさんも最近はお泊まりしてるんだよ」 凛「何か変なことされてないわよね?」 イリヤ「変って?」 凛「アーチャーって、女の子に変な契約持ちかけてるみたいだから、あなたも気をつけてね」 イリヤ「契約?」 ~~夕方 イリヤ「リンさん、サクラちゃん、アーチャーについて聞きたいんだけど」 凛「何?、藪から棒に」 桜「もしかして、契約のことですか?」 イリヤ「そうそう、それそれ」 凛「あいつ、実は無償でお願い事を聞くことがあるのよ」 桜「ただ変なお願いしか聞いてくれないんですけど……」 イリヤ「変なお願い?」 凛「基本はエロね、エロ。あいつ、エッチなお願いばっかりなのよ、聞くのは」 イリヤ「うわ、最低」 桜「私って友達が少ないので……、一度ペットが欲しいってお願いしたんだけど……」 イリヤ「うんうん」 桜「資本主義の豚っていう、裸のオジさんを連れてこられて困ったことが……」 凛「……あいつ、ペット欲しくない?って聞いてきたことあったけど、そういうことだったのか」 イリヤ「何の役にも立たないですね」 桜「あ、でも、胸は頼めば真言(マントラ)で大きくしてるから、そこらへんはいいかも」 イリヤ「うーん、それに関しては悩む」 凛「イリヤも巨乳になってみたいんじゃないの?」 イリヤ「い、いや、確かに魅力的な誘惑だけどー」ゴニョゴニョ ~~電柱の陰 ライダー(三人とも、何だかやけに仲がいいわね……) ~~ ~~次の日の放課後 由紀香「あの、アーチャーさんがまた何か悪さしてるみたいなんですけど」 桜「本当ですか?」 凛「具体的に何かあったんですか?」 由紀香「今日の授業中、一成くんの鞄から大量のBL本が溢れ出てきて、大変だったんです……」 凛・桜「「Oh……」」 由紀香「泡吹いて倒れた一成くんを衛宮くんがライダー先生がいる保健室に運んだから助かったけど、 結局放課後まで戻って来なかったし」 凛「そ、それは、狼の群れに子羊を投げ込むようなものじゃないかしら」(汗) 桜「ですけど、間違いなくアーチャーさんの仕業ですね、それは」 凛「ええ、これは問い詰める必要があるわね」 前アーチャー「イリヤ、今日もライダーがメイクラブしに家に泊まるぜ」 イリヤ「う、うん……ライダーさんがいいなら、それでいいけど」 ライダー「同棲生活……素敵ね」 前アーチャー「あはは……はぁ」(ため息) ライダー「アーチャー、一応願い事のリストを作ったから渡しておくわ。順番に解決して頂戴」(こそこそ) 前アーチャー「おう、任せろ……って、A4の紙で100枚近くあるじゃねーか!」 ライダー「問題無いわ」 前アーチャー「そりゃ、おめーは願い事言うだけだから、いいに決まってるじゃねーか!」 ライダー「………」 前アーチャー「うおっ! そのセックスのためなら、殺人も辞さないって目、いいぜ。仕方ねーな、何とかしてやる」 ライダー「頼むわ」 前アーチャー「おめー、最初のページの三行目でもうイリヤを妊娠させるって書いてあるが、やばすぎるだろうが!」 ライダー「大丈夫、78ページ目に出産プレイの計画が書いてある」 前アーチャー「大体、女同士じゃ妊娠しねーよ! あ、俺の白いおたまじゃくしを使えってことだな、これは」 ライダー「私は愚か者には容赦しないわ」 前アーチャー「わ、わかったから、そのブローニングM2重機関銃を仕舞え。 あー……俺様に任せてよ、ライダー。女の子にフランクフルトをくっつけるのは俺様の得意技なんだ」 イリヤ「ライダーさんとアーチャー、仲いいよね」 ライダー「ち、違うわ、イリヤ。こいつはただの知り合いよ、何も無いわ」 前アーチャー「ライダー、照れ隠しに俺をゴルフクラブで殴打するのはやめてくれー!」 凛「そこまでよ、アーチャー!……って、どうしたの?」 前アーチャー「九番アイアンで百叩きに耐えた俺。不死身のセックスマシンと呼んでくれ」 凛「ボロボロじゃん……」 ライダー「……何か、アーチャーに用事?」 桜「えっと、えー……そうそう。アーチャーさん、また何か悪さしてるでしょう?」 前アーチャー「何のことだい、オナニスト(笑)ちゃん」 凛「その呼び名は新しいな」 オナニスト(笑)「ネタはあがってるんですよ!柳洞先輩の鞄にいかがわしい本を詰めたり 猫ちゃんに変な眉毛描いたり、回収日に出されたゴミを出した人の家の前に戻したり、 たくさんイタズラしまくってるでしょう!!」 ライダー「………」 イリヤ「ライダーさん、何で顔を背けてるの?」 前アーチャー「メガネの事はよくわからんが ちっ、ばれたとあっちゃ仕方ねーな。こんな小娘達に見破られるとは」 イリヤ「えーっ! アーチャー、酷いよ」 前アーチャー「だが見破ったところで、どうする? こんなプリチーな妖精を君たちは殴れまい」 凛「Leichter Schlag!!」(殴打) 前アーチャー「ぐあはっ! リン、正中線五段突きを中二病みたいな名前つけて使うのはやめろ!」 桜「もうイタズラはやめますか?」 前アーチャー「うるせー! こうなったら俺の部下どもから集めた変態エネルギーを使って、魔神を呼び出してやるぜ」 ライダー「な、何ですって!?」 前アーチャー「出でよ、俺のアルティメットバトルダークヒーロー、この世全ての悪(アンリマユ)!」(どがーん!) 凛「……なに、この貧弱そうな覆面刺青男」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「呼びましたか、アシュヴァ……もとい、アーチャーさん」 前アーチャー「おうよ、この俺様を虐めたこの女共に地獄を見せてやれ! 手始めに、お尻ペンペンだ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「お尻ペンペン……素晴らしいですな。ふふふ、観念したまえー」 イリヤ「いやー!」 桜「………」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「ちょっ、頭掴まないで。何で薄幸の美少女っぽいのに、 こんな力強いの……ひいいいぃ、自分の背中が見えるー、やめてー!」 前アーチャー「ば、ばかなー、俺のアルティメットバトルダークヒーローがー!」 こうして、アルティメットバトルダークヒーローは間桐桜の手によって撃退され、世界は前アーチャーの魔の手から救われた。 ありがとう間桐桜、ありがとう遠坂凛、そして二人の仲間達! おまけ ~~その後 ~~イリヤの部屋 イリヤ「あのさ、アーチャー……お願いがあるんだけど」 前アーチャー「何だ? 連帯保証人のハンコはおさねーぞ」 イリヤ「そ、そんなの頼まないよー。えっと……お兄ちゃんとロマンティックなデートがしたいんだけど」 前アーチャー「んあー、ロマンティックねー」(ほじほじ) イリヤ「もう、鼻ほじりながら聞かないでよー……」 ライダー「イリヤが話しかけてるわ。きちんと聞きなさい」 前アーチャー「いててててて、パイナップルを握り潰す勢いでフェイスクローすんなー! 大体、ライダー……おめーがロマンティックなデートやらを手伝ってやれば済む話じゃねーか」 ライダー「わかったわ」 イリヤ「ライダーさん、いいの? やったー」 前アーチャー「イリヤ、俺は凄まじくデンジャラスで危険な予感を覚えるんだが……」
https://w.atwiki.jp/javadsge/pages/8665.html
package men; import tool.*; import java.io.*; import java.io.File; public class pro { String urlx=""; int s,datanumber; String[] data=new String[5000]; int number; String[] tab=new String[5000]; int numberx; String[] link=new String[5000]; public static void main(String[] args) { pro t=new pro(); } pro(){ link[1]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[2]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[3]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%8C%97%E9%96%A2%E6%9D%B1%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[4]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%8D%97%E9%96%A2%E6%9D%B1%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[5]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[6]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%8C%97%E9%99%B8%E4%BF%A1%E8%B6%8A%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[7]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[8]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E8%BF%91%E7%95%BF%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[9]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[10]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%9B%9B%E5%9B%BD%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; link[11]="https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF"; int tr; for(tr=1;tr 12;tr++){ urlx=link[tr]; getdata sub3=new getdata(); sub3.makedata(urlx,"UTF-8"); data=sub3.data; datanumber=sub3.datanumber; int[] a=new int[60]; int[] b=new int[60]; int sx=0; for(s=1;s datanumber+1;s++){ if(data[s].indexOf(" table") -1)sx=sx+1; if(data[s].indexOf(" table") -1)a[sx]=s; } number=sx; sx=0; for(s=1;s datanumber+1;s++){ if(data[s].indexOf(" /table") -1)sx=sx+1; if(data[s].indexOf(" /table") -1)b[sx]=s; } int tx=0; for(s=1;s number+1;s++){ String str=""; for(sx=a[s];sx b[s];sx++){ str=str+data[sx]; } if(str.indexOf(" th 議員名 /th ") -1)tx=tx+1; if(str.indexOf(" th 議員名 /th ") -1)tab[tx]=str; } numberx=tx; writexml("data/"+tr+".txt"); } } void writexml(String file){ int s,sx; try{ PrintWriter pw = new PrintWriter (new BufferedWriter(new FileWriter(file))); for(s=1;s numberx+1;s++){ pw.println(tab[s]); } System.out.println("ファイルに書きこみました。"); pw.close(); } catch(IOException ep){ System.out.println("入出力エラーです。"); } } }
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/253.html
画像問題(読み) 共通問題文 基本:この文章の赤字部分の読みは? 読み仮名が複数ある(と思われる)場合:この文章の赤字部分を訓読みで読むと?(画像文の後に(訓読み)の表記あり) 送り仮名がある場合:この文章の赤字部分の読みは「(答えの文字数分の○の後に送り仮名)」?(画像文の後に(鍵括弧の中身)の表記あり) 補足:問題文をよく見れば分かるが、送り仮名がある問題は送り仮名も赤字になっているが送り仮名を入れて答えたら不正解になるので注意 画像 戦を見て矢を「矧ぐ」(○ぐ) A は 画像 美しい山の姿を「車窓」からながめた A しゃそう 画像 「姥」の置物を飾った A うば 画像 丘の上から「海原」をはるかに見渡した A うなばら 画像 「汚濁」した河川の水質を調査する A おだく 画像 外国の「使臣」が謁見を求めた A ししん 画像 外国の使臣が「謁見」を求めた A えっけん 画像 「禾穀」の豊熟する秋を迎えた A かこく 画像 過去の足跡を「辿る」(○○る) A たど 画像 「歌唄」の声に耳を傾ける A かばい 画像 彼は「悔恨」の念にかられていた A かいこん 画像 機織りの「筬」の音だけが聞こえる A おさ 画像 「吃驚」する程の事ではない A きっきょう #「びっくり」は不正解 画像 教会の鐘が「鏗錚」と時を告げた A こうそう 画像 金的を射止め「抃舞」して喜ぶ A べんぶ 画像 来る「朔」の正午に出立する(訓読み) A ついたち 画像 経過を「悉に」見ていた(○○○に) A ふつく #「つぶさ」は不正解になります。 画像 「諠鬧」の巷を逃れ去る A けんとう、けんどう ※「けんとう、けんどう」共に正解になるのを確認しました。 画像 「闔国」の民が文明の恩沢に潤う A こうこく 画像 「劫末」もかくやと思わせる A ごうまつ 画像 心の底に不快な「澱」がある A おり 画像 古文書について「造詣」が深い A ぞうけい 画像 「狛犬」を写真に撮る A こまいぬ 画像 「柴扉」暁にいずれは霜雪のごとし A さいひ 画像 嵯峨たる高峰が「聯亙」する A れんこう 補足:「連亘」とも書く。 画像 些々たることを「尤めない」(○○めない) A とが 画像 参道に露店が「櫛比」している A しっぴ 画像 式典は「厳か」に執り行われる(○○○か) A おごそ 画像 「孜孜」として研究に励んでいる A しし 画像 質素な「午餉」を摂る A ごしょう 画像 師の遺訓を「服膺」する A ふくよう 画像 「車窓」からながめた…… A しゃそう 画像 「螽斯」は即ち百福の由りて興る所なり A しゅうし #「きりぎりす」は不正解 画像 「袖珍」本を懐に入れて外出した A しゅうちん 画像 「消火栓」のまわりは駐車できません A しょうかせん 画像 小人の過ちは必ず「文る」(○○る) A かざ 画像 書籍が「堆く」積まれている(○○○○く) A うずたか 画像 深刻で「憂慮」すべき事態が起こる A ゆうりょ 画像 「孱弱」な躯で長途の旅にでる A せんじゃく 画像 「俗諺」を頻用する癖がある A ぞくげん 画像 「巽位」に火の手があがった A そんい 画像 大魚の水を「呑吐」するに似る A どんと 画像 忽ちオペラの「俘」となる A とりこ 画像 田畑が水に「浸った」(○○った) A ひた 画像 「稚魚」を川に放流する A ちぎょ 画像 朝して下大夫というに「侃侃如たり」(○○○○○○たり) A かんかんじょ 補足:朝→ちょう、下大夫→かたいふ。孔子の論語より。 画像 挑戦者など「歯牙」にもかけない勢いだ A しが 画像 「飄」が庭の木の葉を舞い上げた A つむじかぜ 補足:「旋風」とも書きます。 画像 敵の「臣妾」となるのを潔しとしない A しんしょう 画像 「諂諛」の文字を臚列して恥じない A てんゆ 画像 東海随一の「要津」として栄えた A ようしん 画像 道具箱から「鏝」をとりだす A こて 画像 努力「黽勉」して名を成した A びんべん 画像 並み居る「俊彦」を前に語る A しゅんげん 画像 並びなき「杏林」と仰がれている A きょうりん 画像 荷台に「幌」をかける A ほろ 画像 花吹雪の「凄艶」な風情に息を呑む A せいえん 画像 春風が「塘」を吹き渡る A つつみ 補足:土手・堤防のこと。 画像 万死を「矛戟」の下に逃れる A ぼうげき 画像 「彼此」の懸隔が甚だしい A ひし 画像 秘伝の「釉」を調える A うわぐすり 画像 ふとした疑いの心が「萌した」(○○した) A きざ 画像 船をドッグへ「曳航」する A えいこう 画像 不満げな「口吻」をもらす A こうふん 画像 弊習に「羈束」され自由がきかない A きそく 画像 兵をおこし城を「屠る」(○○る) A ほふ 画像 「羃羃たる」雲を貫き光が射した(○○○○たる) A べきべき 画像 法を定めて「禁遏」を加える A きんあつ 画像 「補綴」して完全を期する A ほてつ 「ほてい」も可 画像 自らの「樗材」たることを恥じる A ちょざい 画像 水鳥が「汀渚」に群れている A ていしょ 画像 昔の「誼」で話がまとまった(訓読み) A よしみ 画像 勇気を「奮って」救助に向かった(○○って) A ふる 画像 領収書を「添付」する A てんぷ 画像問題(書き順) 共通問題文:ここは何画目? 補足:実際の出題では、漢字1字の図が表示され、該当部分が赤くなっており、さらに矢印で示されています。 画像 「性」の左部分の長いタテ棒 A 3 画像 「発」の右上部分の、チョンチョンにくっついたハライ A 4 補足:チョン→ハライ→チョン 画像 「着」の「王」を構成している部分のタテ棒 A 4 画像 「式」の左下部分の「工」の下の右上がりになっている線 A 4 画像 「写」の下部分の長めのヨコ棒 A 5 補足:最後に書きます。 画像 「航」の左部分の「舟」の真ん中の両端が突き出てるヨコ棒 A 6 画像 「破」の右部分の「皮」の上の右端が折れ曲がったヨコ棒(「又」を構成している部分ではない方のヨコ棒) A 7 画像 「命」の下部分の、「叩」のタテ棒 A 8 補足:最後に書きます。 画像 「象」の下部分の、一番長い曲線(最後にハネる) A 8 画像 「脳」の下部分の、「メ」の右上がりの線 A 8 画像 「蒸」の下部分のヨコ棒 A 9 画像 「械」の右部分の上の長いヨコ棒より上から始まり下の方でハネるハライ A 9 画像 「第」のタテ棒 A 10 画像問題(部首) 共通問題文:この漢字の部首はなに? 画像 序 A まだれ 画像 創 A りっとう 画像 照 A れんが ※「れっか」も可 画像のない問題 Q 当て字で「以色列」と表される国は○○○○○? A イスラエル Q 当て字で「希臘」と表される国は○○○○? A ギリシャ Q 当て字で「牙買加」と表される国は○○○○○? A ジャマイカ Q 当て字で「新嘉波」と表される国は○○○○○○? A シンガポール Q 当て字で「捏巴爾」と表される国は○○○○? A ネパール Q 当て字で「巴達」と表される都市は○○○○○? A バグダッド/バグダード ※「バグダッド」「バグダード」共に正解になるのを確認しました。 Q 当て字で「洪牙利」と表される国は○○○○○? A ハンガリー (分岐)ですが、「勃牙利」と表される国は○○○○○? A ブルガリア Q 当て字で「秘露」「白路」などと表される国は○○○? A ペルー Q 当て字で「墨西哥」と表される国は○○○○? A メキシコ Q 漢字で「虎魚」と書く魚は○○○? A おこぜ (分岐)ですが、「蝦虎魚」と書く魚は○○? A はぜ Q 漢字で「蝌蚪」と書くものといえば? A おたまじゃくし ※「かと」は不正解になります。 Q 漢字で「胡桃」と書く植物は? A くるみ Q 漢字で「辛夷」と書く植物は? A こぶし Q 漢字で「骰子」と書くものといえば? A さいころ Q 漢字で「鴫」と書く鳥は? A しぎ Q 漢字で「心太」と書く食べ物は? A ところてん Q 漢字で「合歓」と書く植物は? A ねむ Q 漢字で「麦酒」と書く酒は○○○? A ビール Q (分岐)ですが、「三鞭酒」と書く酒は○○○○○? A シャンパン Q 国字「椛」の読み方は? A もみじ Q 「恭」「慕」などの漢字に共通する部首は? A したごころ Q 長さの単位で、漢字で「吋」と表記するのは○○○? A インチ (分岐)ですが、「呎」と表記するのは○○○○? A フィート (分岐)ですが、「哩」と表記するのは○○○? A マイル (分岐)ですが、「碼」と表記するのは○○○? A ヤード Q 「凝」という漢字の部首は? A にすい
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/638.html
842 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 21 48 45.15 ID aPKAX9mM0 【シャウト!】 人は音楽の魅力に取りつかれた時、心に込めていた感情を露わにする。 その表現の仕方は人それぞれだ。 例えば踊り出す人もいれば、大声で叫び出す人もいるだろう。 これは、そんな音楽の魅力に取りつかれた5人の話である。 843 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 21 51 58.25 ID aPKAX9mM0 その日の午後、唯は新しい曲の譜読みを始めていた。 いつものように、隣には梓がいる。 梓は楽譜がいまだに完全には読めない唯の譜読みを手伝っているのである。 ギターを構え、譜面をじっと睨みつけながら、唯がうなり声を上げる。 「う~ん。あずにゃん、このおたまじゃくしはどの音?」 さっきから色々と押さえ方を変えて試してみてはいるものの、なかなか思うようにいかない。 梓はそんな唯の戸惑う手に、自分の手をそっと添える。 「唯先輩、こうですっ。弾いてみてください」 844 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 21 54 42.93 ID aPKAX9mM0 梓の声に後押しされて、唯は右手を動かした。 唯の頭の中のイメージとうまく共鳴する音が出た。 どうやらうまくいったみたいだ。 唯は小さく叫んだ。 「やったぁ!ありがとあずにゃん」 「そ、そんな。唯先輩のためですぅ」 隠しきれない照れで顔を赤らめながら、梓は答える。 そして、顔を両手で軽く叩き、次の言葉を続ける。 「じゃぁ、次行きましょう。唯先輩」 「うんっ!」 唯の元気な返事と同時に、音楽室のドアが勢いよく開いた。 845 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 21 57 47.62 ID aPKAX9mM0 「おいーすっ!」 律の元気な声が音楽室に軽く響いた。 その後ろには澪とムギも見える。 「なぁ、今日はさっそく合わせやろうぜ!」 いつもならぐったりまったりな放課後ティータイムの開始を告げるはずの律が、今日は違っていた。 後ろの二人もどことなく機嫌が好さそうだ。 唯と梓は不思議に思った。 澪が律に続いて音楽室に入りながら、事の成り行きを説明し始めた。 「今日の小テストで律が満点だったらしいんだ」 「ほれほれ!すごいだろっ!」 澪の後に間髪いれずに、律が満点答案を振りかざしながら叫ぶ。 唯と梓はそれに素直に驚いた。 「すごいねっ!りっちゃん!」 「律先輩、やれば出来るんですね」 848 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 00 24.59 ID aPKAX9mM0 律は満足げな表情になった。 だが、梓の言葉が少し気に食わなかったらしい。 ニコニコしたまま梓に近づいていき、目の前に満点答案をぶら下げた。 「ほれほれっ!梓も頑張れよっ」 「むぅ~」 さすがに梓も少し機嫌を悪くし、唸った。 そして視線を答案から律に移す。 「むーっ」 「むーっ」 二人はしばらく睨みあった。 突然、その緊張感をピアノの音が吹き飛ばした。 ピアノの音の主は、ムギ自持ちのキーボードだった。 849 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 02 53.74 ID aPKAX9mM0 「ほらっ、りっちゃん。合わせやろっ!」 すこし驚いた眼でムギを一瞥して、律は梓から目をそらした。 「そ、そうだな。よしっ!みんなやるぞっ!」 律はドラムの所まで小走りで駆けだした。 椅子の上に飛び乗ると、すぐさまスティックを頭の上に掲げた。 他の4人も慌てて所定の位置に着く。 「みんなっ!準備はいいかっ?」 律は4人の顔を見回した。 「もちろんっ!」 4人の返事は同時に返ってきた。 「1、2、3、4!」 律がドラムを叩き始めた。 850 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 05 44.55 ID aPKAX9mM0 さわ子は5人の新しい衣装を両手いっぱいに持って、階段を登っていた。 その衣装はどれもカラフルで、かわいらしい。 さわ子の顔はその衣装に隠されて見えない。 「今日こそ、澪ちゃんにこれを着せなきゃ」 意気揚々と階段を登るさわ子に、降りてくる人は皆、怪訝な視線を投げかけた。 だが、やっぱり両手にいっぱいの衣装は重い。 音楽室へ続く最後の階段。 さわ子は一段一段数えながら登り始めた。 「1、2、3、4、5、6、7、8………」 そして最後の一段を軽く跳ねながら登り切った。 「12!」 さわ子は目の前の衣装の隙間から音楽室のドアを確認し、取っ手に手を掛ける。 そして、思い切り右へ引いた。 「みんな、新しい衣装よ!!」 851 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 07 02.11 ID aPKAX9mM0 だが、さわ子の声は5人には届いていなかった。 みんな、演奏していたのだから。 しばらく、さわ子は衣装を持ちながらその演奏を聞いていた。 「ふん、ふん」 流れだしてくるメロディーに合わせて鼻歌が自然と始まった。 次に足で軽くリズムを取り始める。 「んーっ」 さわ子は少し唸った。 そして衣装を四方八方にばらまいた。 「ノレるっ!これはノレるわ!!」 気付けば、さわ子は力一杯叫んでいた。 852 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 09 26.82 ID aPKAX9mM0 憂は小さなお弁当箱を手に階段を登っていた。 それは今日、彼女の大好きなお姉ちゃんが持っていくはずだったお弁当である。 憂はそれを小さな手で大切に持っていた。 「お姉ちゃん、大丈夫かなぁ」 階段を一段一段登りながら、憂の妄想は悪い方向へ膨らんでいく。 昼ごはんを食べることができなかった唯は、きっと音楽室中をごろごろしているに違いない。 しかも、今にも消え入りそうな声で、「ごはん…ごはん…」と言いながら。 「でも、そんなお姉ちゃんもいいなぁ…」 思わず憂の口から本音が飛び出す。 それと同時に、音楽室のドアの前に着いた。 左手にお弁当を持ち、憂は右手でドアを開けた。 「お姉ちゃん、お弁当だよ!」 855 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 12 37.96 ID aPKAX9mM0 だが、憂の声は唯のみならず、そこにいた6人の誰にも届いていなかった。 まず視界に入ってきたのは頭を激しく振りながらノリノリのさわ子。 そして頭がその映像を認識した後、強烈なビートが耳へ伝わった。 「すごい……」 憂はかがんでお弁当箱を地面にそっと置いた。 そして、その強烈なビートに体を任せた。 「お姉ちゃんっ!お姉ちゃんっ!」 激しく叫び、そして両手を振り上げる。 体全身で憂は踊っていた。 「届け!私のマイランチ!」 憂は絶叫した。 856 :ギ―助 ◆CvdBdYFR7. :2009/09/06(日) 22 13 52.01 ID aPKAX9mM0 律の熱狂的なドラムソロで、演奏の幕は下りた。 汗をぬぐいながら、唯が前方の異変に気付く。 「あれっ、憂?さわちゃん先生?」 そこには汗だくになりながらも、いまだビートを刻み続ける二人がいた。 その様子を見て、律は大きくうなずく。 うなずく律を見て、4人もうなずいた。 律のドラムが、再びビートを刻み始めた。 音楽は、止まらない。 Fin
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/1968.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 まじゃべんちゃー麻雀戦記 タイトル まじゃべんちゃー麻雀戦記 機種 ファミリーコンピュータ 型番 GTS-VZ ジャンル テーブルゲーム(麻雀) 発売元 徳間書店 発売日 1990-10-19 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)
https://w.atwiki.jp/wikisol/pages/115.html
名前の由来は 瀬戸内ドクロから瀬戸内へ 瀬戸内から寂聴へ 寂聴からジャクソンへ ※瀬戸内ドクロはシンプルシリーズ「ザ・歩兵」の鬼教官から命名されました
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/114.html
負けたまんまじゃいられねぇ◆BATn1hMhn2 「どうだ纏、紅月たちには追いつけそうか? ……ちくしょう、あのバイクは結構気に入ってたのによぉ」 「いーや、見失っちまった……街中を本気で走り回りゃあ見つけられるかもしれねーけど、元々あたしたちのモンでもねえだろ。 どうせあいつらとはまた会うことになるだろうしよ、それまで貸しときゃいいじゃねえか」 「それもそうだな。んじゃ一度こっちに戻ってきてくれ。纏も含めて三人で話したいことがある」 己のサーヴァントである纏流子との念話を終えた夜科アゲハは、彼の背後で立ちすくんでいるクラスメイト――人吉善吉のほうへと向き直った。 善吉の表情から察することが出来る彼の感情は、怒りと悔しさだった。 善吉が強く握りしめた拳が震えていることからも、それは間違いないだろう。 ならば、その感情の理由はなんだろうか。アゲハはその理由に薄々感づいている。 善吉は上空から落下してきた。軌道と勢いから予想すると、おそらく屋上から落ちてきたのだろう。 常識的に考えれば一般的な男子高校生が屋上から落下することなど、そうそうないことだ。 だが、もしも人吉善吉が一般的な男子高校生ではないとしたら? そう、例えば善吉がアゲハと同様に聖杯戦争に参加しているマスターだとするなら、あり得ない話ではない。 先ほど屋上から再び聞こえてきた戦闘音――善吉がそれに巻き込まれていたとすれば、辻褄は合う。 しかし、善吉が聖杯戦争のマスターだとすれば、彼には足りないものがある。 マスターを守護し、聖杯を勝ち取る力となる従者――サーヴァントが、ここにはいない。 霊体化し、魔力の消費を抑えるというサーヴァント運用の基本に従って姿を消しているのかとも考えたが、屋上から落下するような激しい戦闘に巻き込まれていながら姿を現していないのは不自然極まりない。 (それに、人吉の憔悴したこの様子――もしかしたら天戯弥勒が言っていた最初の脱落者っていうのは――) 「ようアゲハ、待たせたな。で、そいつは……お前の知り合いってことでいいんだな?」 アゲハの思考は流子の到着によって打ち切られる。 流子の問いに頷きを返したアゲハは、そのまま善吉の紹介をする。 「こいつは人吉善吉。俺のクラスメイトで――」 「そいつがお前のサーヴァントか……そうか、お前『も』マスターだったんだな、アゲハ」 ぽつりと善吉がこぼした言葉を聞いて、アゲハも流子も固まった。 今、流子は実体化しており、誰の目にも見える存在になっている。 だが、一目見ただけで流子がサーヴァントで、アゲハがマスターであるということまで見抜けるのは、同じく聖杯戦争に与する者以外あり得ない。 善吉は今確かに、お前『も』と言ったのだ。つまり、善吉もまたマスターであるということだ。 流子は即座に己の獲物である片太刀バサミを取り出し戦闘態勢に移行。 周囲にいるはずのサーヴァントの襲撃に備える。 しかし、血気盛んに逸る流子を諫めたのはアゲハだった。 「待ってくれ、纏。……きっともう、人吉はマスターじゃねぇよ」 「あぁ!? どういうことだよアゲハ」 流子が戦闘態勢に入ったというのに未だに己のサーヴァントを呼ばない善吉の姿を見て、アゲハは己の推測が正解だったことを確信した。 先ほどの天戯弥勒の放送で脱落が通達されたアサシンのサーヴァント――恐らくそのマスターこそが、人吉善吉なのだろう。 「……アゲハの言うとおりだ。俺は自分のサーヴァントを殺しちまった――クソッタレのマスターだ」 「自分のサーヴァントを殺した? そりゃいったいどういうことだよ、人吉」 善吉は、自分がサーヴァントを殺すに至った過程を話した。 アサシンとしばらく離れている間に他のキャスターに洗脳されてしまったこと。 与えられた令呪を用い、己のサーヴァントに自害を命じてしまったこと。 今は亡きアサシンの仇を討つためにキャスターを討伐するつもりだが、キャスターによる洗脳の結果、キャスターやアサシンについての情報を思い出せなくなっていること。 「なるほどな。まったく、虫酸が走る話だぜ」 戦闘態勢を解いた流子も話に加わる。 流子は正々堂々とした、真正面からの戦いを好んでいる。 互いが全力を出して闘えるからこそ、その勝敗に意味が生まれるのだと考えている。 だからこそ、善吉から伝え聞くキャスターの戦法は好きになれない。 これが戦争であり、ルール無用のデスマッチだということは理解している。 しかしそれでも、こそこそと卑怯な真似をするキャスターは流子にとって許せない存在だ。 「なぁアゲハ、コイツがキャスターを倒したいってんなら手伝ってやればいいじゃねえか。 話を聞く限りじゃ随分といけ好かないやつみたいだしよ、どちらにしろあたしたちの敵になる可能性も高い。だろ?」 流子の言う通りである。 アゲハたちの目的は聖杯ではなく、天戯弥勒の真意を問い質し、それが悪であるならば天戯弥勒ごと叩きのめすというもの。 しかし天戯弥勒に接触する具体的な方法が見つからないために、聖杯戦争を勝ち抜くことで天戯弥勒に近づこうとしていたのだ。 ならば天戯弥勒だけではなく、他の陣営の動きにも注意を払っておくべきである。 キャスター陣営が早くも戦争を仕掛けてきているのは明らかだ。 いずれ他の陣営と接触し、戦闘になる可能性も高い。 キャスターの持つ洗脳能力と、令呪というシステムの組み合わせは強力だ。 何の対策もしていなければ出会った瞬間にサーヴァントを殺され、一方的な展開になってしまうことだろう。 出来ることならば早期に決着をつけておきたい相手でもある。 だがアゲハは、すぐに頷くことが出来なかった。 「人吉の気持ちもよく分かる。俺だって人吉の立場だったらそうしてただろうしな。 だけどよ、人吉をこれ以上戦いに巻き込むわけにはいかねぇだろ。 持ってるだろ、赤いテレホンカード。……それを使えば元の世界に戻れる。 帰れよ、人吉。お前の世界に……お前の帰りを待ってる人たちのところに」 聖杯戦争は命の奪い合いでもある。今回はアサシンだけが殺され、マスターである善吉は生き延びることが出来た。 だが、この幸運がいつまでも続くとは限らない。この世界にはキャスターの他にも殺し合いを厭わない者が多く存在している。 サーヴァントという戦闘力を持たないマスターが、殺意に満ちた他の陣営を相手にして生き残る可能性は、極めて低いと言わざるを得ない。 アゲハが確認しているだけでもこの学園の周辺にはセイバー、ランサー、キャスターの陣営がいるのだ。 さらに昼休みに起きた一連の騒動は、他のマスターが聞きつければ聖杯戦争に関連したものだとすぐに気付くはず。 情報を得るため、漁夫の利をさらうために学園に近づいてくる陣営は増えるはずだ。 これだけ危険度が高いところに、善吉を置いておくわけにはいかなかった。 しかし、善吉も生半可な覚悟でキャスターの討伐に挑んでいるわけではない。 今はもう名前すら思い出せないアサシン――彼の最期の叫びは、今も善吉の耳に残っている。 彼の無念を晴らすためにも、ここは退けない場面だった。 それに、なにより、善吉にだって聖杯を求めた理由はあるのだから。 「悪いけどよ、アゲハ――俺にだって諦められない理由はあるんだ。 どうやらお前は俺なんかよりここの事情に詳しいみたいだな。 そういや、一番最初に天戯弥勒ってやつに集められたとき、あいつの名前を叫んでたのはお前だった。 どこかで聞いたことがある声だとは思ってたんだ――ああ、そうか、お前は物語の始まり――オープニングから誰よりも目立ってた『主人公』ってわけか。 それに比べりゃ俺は一番最初の脱落者、サブキャラの中でも一番地味なポジションだろうよ。 バトルロワイアルなら天堂真弓、仮面ライダー龍騎ならシザースだ。 だけどよ、だけど……カッ、こんなの俺というより球磨川先輩が言いそうなことだけどな――」 「『主人公』じゃなくたって、『主役』じゃなくたって。 『普通(ノーマル)』にだって格好つけたいときはある、やらなきゃいけないときがある! 俺の帰りを待ってる奴らに、おめおめと泣き顔晒すわけにはいかねぇだろうがよ! ちっぽけな意地とプライドまで捨てちまうわけにはいかねえんだ。 だって俺は……俺は、めだかちゃんに見合う男にならなきゃいけないんだから」 善吉の願いは一貫している。 この聖杯戦争に呼ばれる以前、箱庭学園に入学する以前、そう、黒神めだかに初めて出会ったあの日からずっと。 善吉は、彼女の背中を追い続けてきた。彼女の助けになろうと生きてきた。 そして、少しだけ彼女よりも前を進んでみたいと思ったのだ。黒神めだかという存在を引っ張ってやりたくなったのだ。 彼女が道を間違えそうなら、自分が正しい道まで抱き戻してやる。 そのための聖杯だ。そのための聖杯戦争だ。だが――その道は、絶たれようとしている。 「分かってるのか。どちらにしろ、サーヴァントを失ったお前は六時間以内に元の世界に帰る必要があるんだぞ。 キャスターに拘れば、失う必要のない命まで落とすかもしれないんだぜ」 自らのサーヴァントを失ったマスターは、六時間以内に赤いテレホンカードを用いて元の世界に帰還しなければならない。 そうしない場合、マスターの身体は灰へと変わり、聖杯へ至る道の礎となるのだ。 善吉がサーヴァントを失ってから、既に一時間弱が過ぎている。善吉に残された時間は五時間ほど。 たったそれだけの短い時間にキャスターを討伐し、公衆電話に赤いテレホンカードを挿し込み元の世界へ帰る。 一度は完膚無きまでに敗北した相手だ。相手の圧倒的な能力の全容さえ掴めておらず、具体的な対抗策はまったく思い浮かんでいない。 そんな相手に再び挑むというだけで自殺行為だというのに、時間制限まで設けられている。絶望という二字が相応しい状況だ。 今すぐに帰るなら天国。なおも残るというのなら地獄。 百人に選ばせても誰一人として後者を選ぶことはないだろう。 だが――善吉は、後者を選ぶと即答する人物を知っている。 世界に住む七十億人のうち、六十九億九千九百九十九万九千九百九十九人が天国を望んだとしても、たった一人だけ地獄を選ぶ人間がいる。 それが黒神めだかだ。だから善吉は、地獄を選ぶ二人目になる。 「御忠告ありがたいけどよ、俺はもう決めたんだ。誰が何と言おうと、これだけは曲げられねぇな」 「そうか――なら、しょうがねぇな」 善吉の固い意志を前に、アゲハは嘆息した。どうやら人吉善吉は相当な頑固者なようだ。 いくらアゲハが言葉を重ねたところで、善吉の決心が揺らぐことはないだろう。 だから―― 「――暴王(メルゼズ)」 アゲハは、言葉ではなく力で善吉をねじ伏せることを選んだ。 アゲハの周囲にPSIの力が変化した暴力の渦が発生し、善吉へと照準を合わせる。 宙に浮かぶ黒球は、一つ一つは野球ボールほどの大きさしかない。 だがその球体に秘められた力は触れたもの全てを喰い荒らす嵐に喩えられるほど強大である。 特殊な防御策を持たない善吉のような一般人が暴王の顎に喰われれば無事ではすまないどころか、命すら落としかねない。 「おい、アゲハ! 何のつもりだよ!」 「黙ってろ纏。言って分からない奴にはこうするしかねぇだろ。 安心しろ、命までは取らねーよ。だが手足の一本や二本は覚悟してもらおうか、人吉」 流子の制止を無視して、アゲハは善吉を睨みつける。 元々アゲハは武闘派だ。言葉を用いての説得は得意ではない。 それよりも、拳という共通言語のほうがよほど分かりやすいと考えている。 「それにしたってそいつはやりすぎだろうが!」 「いいや、大丈夫だぜサーヴァントさん。どうやらアゲハは、そいつを俺にブチ当てる気なんてさらさらなさそうだからな」 「ただの威嚇だと思ってるのか? 俺は本気だぞ」 「本気じゃないさ。生憎だが、お前ほどじゃないにしろ俺にも能力があってな――お前のことはよーく『見えてる』ぜ、アゲハ」 『欲視力(パラサイトシーイング)』――それが善吉が持つ異能の力だ。 善吉はこの能力によって、他人の視界を見ることが出来る。 目は口ほどに物を言うという言葉の通り、人の目には多くの情報が詰まっている。 視線や視界は、思考と密接に関連している。人の視界を覗き見ることによって、人の思考を推測、予測することも可能になるのだ。 善吉はアゲハの視界を覗いた。そこからは善吉を傷つけようとする意志はまったく見受けられなかった。 つまりアゲハが暴王を見せつけたのは、善吉の決心を挫くためのブラフに他ならない。 「カッ、そんな見え透いた嘘で俺を騙せると思ってたのかよ? こっちは毎日のように大嘘つきの先輩と、何考えてるのか分からない親友と、嘘か本気か分からない大言壮語を吐く幼なじみに付き合わされてるんだ。 いまさらお前のハッタリなんて効くわけないだろ」 これまでキャスターや朽木ルキア、ランサーに好き放題やられてきて溜まっていた鬱憤を、善吉はここぞとばかりに吐き出した。 やれアゲハは単純でやることが分かりやすいだの、目つきが悪すぎて不良にしか見えなかったぜだのとぺらぺらとまくしたてる。 「お前がトイレに行ったきり帰ってこないからよっぽどデカいのが溜まってたのか心配だったんだぜ!」 あまりに気持ちよく調子よくしゃべり散らしていた善吉は、アゲハの変化を見逃してしまっていた。 ――夜科アゲハは、キレやすい現代の若者なのだ。 「……暴王の流星(メルゼズ・ランス)ッ!」 善吉に向かって一直線に放たれた黒球の矢は、善吉のわずかに横を掠めるだけにとどまった。 しかし善吉が反射的に身をよじっていなければ、間違いなく直撃していたことだろう。 「えっ、ちょっ、洒落にならねぇだろそれはっ!?」 「”屋上”へ行こうぜ……久しぶりに”キレ”ちまったよ……」 「俺はさっきそこから落ちてきたばっかりなんだけど……おわぁっ!」 暴王の流星の二撃目もまた、善吉を狙っていた。 しかし欲視力によって事前に攻撃を察知していた善吉は、余裕を持って回避をこなす。 「ったく……! アゲハぁ! ケンカはいいが、もうそれを使うのはやめとけよ! ――男の喧嘩はステゴロってのが決まりだろ!」 「よっしゃ! こいつは俺と人吉の喧嘩だからな! お前はそこで黙って見とけ!」 流子ももはやアゲハと善吉の争いを止めるつもりはなさそうだ。 これは戦闘ではなく喧嘩だ。喧嘩慣れしたアゲハならこれにPYI能力を使うようなやり過ぎな真似はしないだろう。 一度キレてしまったなら、さっさと発散させてしまったほうがいい。 特に今回は、アゲハをキレさせた善吉にも責任がある。 「……しっかし男ってのは、どうしてこう単純なのかねぇ」 「流子を見ていると女もそう変わらないように見えるがな」 「あたしのこたぁいいだろ別に! ……って鮮血、起きてたのかよ」 「うむ。私がいると場が混乱すると思って黙っていた」 「はぁ……そうかい」 「それとだな、流子。男は、単純なだけではない」 「ん?」 「男は胸の内に様々なものを抱えているものだ。単純なようでいて、その奥は複雑。 ……あの二人にも、溜めこんでいるものがあるのだろうよ」 鮮血の視線の先で、アゲハと善吉は拳を交えていた。二人の攻防はほぼ互角。 アゲハの戦闘スタイルは喧嘩殺法。年がら年中喧嘩にあけくれ、我流で鍛え上げたもの。 それに加えPYI能力を肉体強化に用いることで身体能力は大きく底上げされている。 勿論暴王の破壊力とは比べるまでもないが、一撃は重く、直撃すれば一発でダウンしかねない。 それだけの威力を秘めた拳が、目にも止まらぬほどの拳速で迫ってくるのだ。 対する善吉は、日々の鍛錬は欠かしていないものの身体能力は一般人の域を大きくは超えず、単純な力比べならアゲハには劣っている。 しかし善吉は正規の格闘術を多く学び、自分のものにしている。一つ一つの技のキレならアゲハを圧倒していた。 欲視力による先読みもあり、パワーとスピードに勝るアゲハに対して、手数と初動の速さで対抗している。 「なかなかやるじゃねぇか!」 「お前もな!」 己が非力であるということを自覚している善吉が、少しでも強くなるために選んだのがサバットという格闘技だ。 拳撃の三倍の威力を持つと言われている蹴撃をメインに立ち回ることで、パワーの差を埋めることが可能だ。 善吉の繰り出した蹴りが、アゲハの身体を捉えた。足先から返ってくる感触が、善吉に直撃を知らせる。 だが――アゲハは、善吉の蹴りを物ともせずに猪突。 PYIにより防御力を上げているアゲハは、生半可な攻撃をいくら当てられたところで止まらない。 「そんなもんかよ人吉ィ! 力もない……サーヴァントもいない! それで戦おうだなんて自殺行為だってことは自分でも分かってるんじゃねぇのか!?」 「そんなもん、テメェに今さら言われなくても分かってるさ! だけどよ……理屈じゃどうしようもねぇことがあるだろうが! だいたい何なんだよ、テメェのその上から目線は! 俺の心配してくれるのはありがたいけどやりすぎだっつーの! お前は俺の母さんか!」 「きもちわりぃこと言うなよ! 仮に俺に息子がいたとしても、そんなクソだせぇファッションセンスには絶対しねえからな!」 「なっ……! このデビルかっけぇセンスがわからねぇのかよ!」 「わからねぇよ!」 アゲハの拳が宙を切り裂いた。欲視力によってタイミングを読んでいた善吉は身を翻してこれを回避。 しかしアゲハの攻撃は、そこで終わりではなかった。 殴りつける勢いをそのまま回転の力に変え、後ろ回し蹴りを放つ。 たとえ欲視力で先が見えていたとしても、善吉の反応速度を超える攻撃がくれば回避することは出来ない――アゲハの蹴りは、善吉の脇腹に突き刺さった。 「ぐぅっ……!」 痛みに耐えかね、善吉は呼吸を乱した。結果的に生じた隙を見逃さずアゲハは追撃を繰り出す。 顔面への右フック。腹部への膝蹴り。痛烈な二撃を受けた善吉はその場へ崩れ落ちる。 「終わりだな」 「終わりじゃ……ねぇよ……ッ!」 「『終わり』なんだよ。もし俺が他の陣営のサーヴァントだったら、今のでお前は死んでたんだぞ。 ……後の始末は俺たちに任せとけ。 お前は元々、天戯弥勒や聖杯とは何の関係もない人間なんだろ。ここで死ぬような危険に晒させるわけには……」 「そこまで聞いちまったら、もう無関係じゃいられねえだろうがよ……! よぉアゲハ。お前は元の世界でも、たった一人で天戯弥勒と戦ってたのか? 違うだろ? 俺にはよーく『見えてる』んだ――お前は誰かと一緒に戦って、強くなってきた奴なんだろう?」 善吉の指摘は当たっている。夜科アゲハはかつての天戯弥勒との戦いを多くの仲間と共に乗り越えてきた。 だが――今ここに、アゲハの仲間たちは誰一人として呼ばれていない。 それがアゲハの精神を追い込んでいた。ここでアゲハは、一人で戦わなければいけないのだと。 この聖杯戦争は、アゲハが一人で天戯弥勒と戦う物語なのだと、思いこんでしまっていた。 だからこそ善吉がこの世界に残ることに必要以上に拒否反応を示してしまったのだ。 善吉がここに残ると決めたのならばアゲハにそれを否定する権利などない――そのことを心の奥では知っていながらも、認めることが出来なかった。 「……無関係じゃねぇか。俺とお前は今日会ったばかりなんだぞ! 赤の他人もいいところだ!」 かつての天戯弥勒との戦いでは、多くの人たちが傷ついていった。 アゲハの仲間も、敵も、その他大勢の民間人たちも、傷つき、そして時には命を落としていった。 アゲハはもう、誰かが傷つくところを見たくはなかった。 自分はいくら傷ついてもかまわない。 だが、他の誰かが傷つけられるのは自分が傷つけられる以上に痛く、苦しかった。 「全部……終わったんだと思ってた! もう誰も傷つく必要なんてないんだと思った! だけどまだ、終わってなかったんだ。だったらよ……俺がやるしかないだろうが」 「……俺はな、そうやって一人でなんでもやろうとしちまう人間をよーく知ってるぜ。 そいつは本当に一人でなんでも出来たんだ。他の誰かに手伝わせるよりそいつが一人でやるほうが間違いがなかった。正しかった。 だけどよ、その正しさは……あいつを縛りつける鎖になった。俺はずっとあいつを見てきたっていうのに、そのことにずっと気付かなかったんだ。 だから……アゲハ。お前のことも、もう見逃せねぇよ。無関係だなんて言うんじゃねーよ。 隣の席だろ! 社会の教科書見せてやっただろ! それじゃ足りねーのかよ!」 アゲハは何も言い返せなかった。 善吉の言っていることは間違っていない――認めるしかなかった。 諦めたように、アゲハは笑みを浮かべた。 「カッ、ようやく自分の頭の固さが分かったかよ、アゲハ」 「どうやら人吉のほうが俺より頑固者だったみたいだな」 倒れ込んだままの善吉に、アゲハが手を差し伸べる。 善吉がそれを握り返し、アゲハが引っ張り上げる。 その様子をじっと見ていた流子は一言呟いた。 「……やっぱり男ってのは、単純な生き物じゃねーか」 そう言う流子の顔にも笑みがこぼれていたのは言うまでもない。 ◆ そして三人は頭を寄せていた。キャスターに対抗する策を考えるためだ。 誰が言い出したのか定かではないが、有力な案が一つ浮かんでいる。 「要するに、キャスターってことは魔術なんだろ? なら対魔力を持っている流子には効果が薄いんじゃねーか?」 「となると、危ないのはアゲハと善吉ってことだな。特に危ないのはアゲハだ。 アゲハが操られて令呪を使えばあたしまで好き勝手にやられちまう」 「ならよ……」 提案されたのはコンビシャッフル。 キャスターと出会ったときにもっとも被害の拡大が予想されるアゲハは直接キャスター討伐には出向かず、善吉と流子の二人がキャスターを追う――というものだ。 これならばキャスターの能力の被害は最小限に抑えられるはず。 仮に善吉が操られることになっても、サーヴァントである流子ならば問題なく鎮圧可能だ。 キャスターとセイバーが直接対峙する状況を作れるなら、対魔力スキルを有するセイバーが圧倒的に有利。 「そんなこそこそとした戦法しか使わないやつなら、あたしが真っ正面から叩き斬ってやるさ」 「人吉と流子がキャスターと戦っている間に、俺は周囲の探索ついでに公衆電話を探しておこう。 どうやら学校の中には公衆電話はないみたいだからな。善吉の気が済んだらすぐに帰れるように準備しといてやるよ」 「そいつはありがたいぜ。俺に残された時間は――あと、四時間ってところか」 そして四時間後には、学園の下校時刻になる。キャスターのマスターの正体も不明だが、おそらく学園の関係者――生徒か教師だろう。 下校時刻までは学園の中にいる可能性が高いが、それを過ぎてしまえば所在は分からなくなってしまう。 タイムリミットは四時間後。 学園に巣食うキャスターを討伐せよ――! 【C-2/アッシュフォード学園敷地内/1日目 午後】 【人吉善吉@めだかボックス】 [状態]健康 [令呪]残り二画 [装備]箱庭学園生徒会制服、男爵風のおヒゲ(油性) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:キャスターを討伐し、アサシンの仇を取る 1.流子と共にキャスターを捜索、討伐する [備考] ※アッシュフォード学園生徒会での役職は庶務です。 ※相手を殺さなくても聖杯戦争を勝ち抜けると思っています。 ※屋上の挑発に気づきました。 ※学園内に他のマスターが居ると認識しています。 ※紅月カレンを確認しました。 ※キャスター(食蜂操祈)を確認しました。 →加えて食蜂操祈の宝具により『食蜂操祈』および『垣根帝督』を認識、記憶できません。効果としては上条当麻が食蜂操祈のことを認識できないのに近いです。これ以上の措置は施されていません。 ※セイバー(リンク)を確認しました。 ※朽木ルキア、ランサー(前田慶次)を確認しました。 ※サーヴァント消失を確認(一日目午前)これより六時間以内に帰還しない場合灰となります。 【夜科アゲハ@PSYREN-サイレン-】 [状態]魔力(PSI)消費(中) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を勝ち抜く中で天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.学園の周辺を探索(公衆電話を優先) 2.何かあれば流子と念話で連絡 [備考] ※セイバー(リンク)を確認しました。 ※ランサー(前田慶次)を確認しました。 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]魔力消費(中)疲労(中)背中に打撲 [装備]片太刀バサミ [道具] [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.善吉と共にキャスターを捜索、討伐する 2.何かあればアゲハと念話で連絡 [備考] ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 ※セイバー(リンク)を確認しました。 ※ランサー(前田慶次)を確認しました。 ※乗ってきたバイクは学園近くの茂みに隠してありましたが紅月カレン&セイバー(リンク)にとられました。 BACK NEXT 039 わが臈たし悪の華 投下順 041 機械仕掛けの運命―回る歯車― 039 わが臈たし悪の華 時系列順 041 機械仕掛けの運命―回る歯車― BACK 登場キャラ NEXT 039 わが臈たし悪の華 人吉善吉 043 裏切りの夕焼け 夜科アゲハ&セイバー(纒流子)